☆お見舞いに来てください☆


顔に似合わず強引な人だ。
すごくフレンドリーで積極的。
ずっとアメリカに住んでたからだろうか?
見た時は分からなかったけれど、先生が言う「パワフルな人」というのはこういうことなんだろうか?



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「それじゃ、カンパーイ!」


結局その後不満そうな先生を含め三人で移動し、病院から徒歩15分所ほど離れた創作料理のお店へ辿り着く。

魚料理が美味しいと有名な場所らしく、二階へと上がり奥の個室へと入ったのはいいけれど、目の前の秀先生は珍しく終始不機嫌。

そんな彼を見て私はどうしたらいいのか分からず、オロオロと落ち着かず、
この場で唯一ご機嫌なのは私の隣に座る三島先生ただ一人。


「……で、どうして三島先生が未来ちゃんの隣に座ってるのかな?普通は俺の隣でしょ」


どうやらそこも気にくわないポイントらしい。
部屋に入ってそうそう三島先生は私の隣にピタリとくっつき離れない。
テーブルの向かいにポツンと座る先生は何だかとっても寂しそう。


「だって私は後藤ちゃんと飲みに来たんだもの。あなたとじゃないわ」

「は?」

「むしろ邪魔。少し遠慮してくれるとありがたいのよ。もっと気をきかせてくれる?」