困った私は戸惑い、視線が泳ぐ。
どんな思いで彼女は私に親しくしてくれるのかは分からないが、このお誘いを受けていいのか悪いのか。
真剣に悩んだあげく結局私は仕事終わり、三島先生と一緒に秀先生が待つ副院長室の扉を開けた。
「……え?これはどういうことかな?どうして三島先生まで一緒にいるんだろうか?俺が誘ったのは未来ちゃんだけのはずだけど…」
案の定そこには引きつった表情の先生が。
「あら、いいじゃない。堅いこと言わなくても。せっかくだから私もまぜてくれない?すでに後藤ちゃんにも了承を得てるから」
「は?」
「本当?」と言いたげな先生が意外そうな瞳で私を見た。
目が合った瞬間心配そうな顔を向けられたのはきっと気のせいじゃない。
「え、と。私は先生がいいのなら……」
「無理してない?どーせ三島先生に無矢理押しきられたんじゃないの?」
「あら心外ね。そこまで強引に押し進んだ覚えはないわ」
この言い方だと少しはあると自覚してると思っていいのだろうか?
現に昼間私は三島先生の勢いに押され、呑まれてしまったから。



