「んっ……はぁっ」
口から甘い吐息が漏れる。
突然何事だとパニックをおこしていると、いつの間にか出しっぱなしだった水道の蛇口は止められていた。
そして私は先生と向き合う格好に。
「ごめんね、ちょっと充電させてもらうよ」
無意識だった。
抵抗ができず、濡れた手で彼のウエストあたりを掴むとさらに密着させられるよう腰を引き寄せられた。
キスが深くなるーー。
頭がふわふわとする。
どうしたらいいかわからずにいると、彼の舌が口内に侵入してくる。もうなるようになるしかなく、先生を受け入れる。
暫くしてようやくキスを終わりにした先生が濡れた私の唇を親指で拭い、満足そうに笑う。
「さっき言ったことからかってないからね。俺はいつだって真剣だよ。未来ちゃんに対してはずっと」
甘く囁かれてボーッとする。
与えられた刺激で視界が潤って見える。
その時、お風呂が沸き上がった知らせの音が鳴った。
それを聞いて先生が意地悪く笑う。
「一緒に入る?」
「……っ…!」
この時ようやく我に返った私は慌てて先生の胸を押し退けた。
動揺し過ぎて視線が泳ぐ。思いっきり声が上ずった。



