☆お見舞いに来てください☆


しかも帰宅後、少し気になった私はネットで泊まったホテルをそれとなく検索してみた。するとそこのスイートルームは想像以上の金額だった。
一室50万からという突拍子のない数字を見た瞬間その場でぶっ倒れそうになった。

たぶん私みたいな庶民が必死で貯めて、生涯で一度泊まるれるか泊まれないかの豪華な場所だ。


「あ、あんな演出されて、惜しみなく愛を囁かれたら堕ちちゃうよ。もう、どうしたらいいか分からなくて……」

「いいんじゃない?流されてみなよ。彼の思うままに導かれるように」

「思うままって…」

「だって体の相性はいいんでしょ?」


ズバッと聞くなぁ。
思わず動揺しちゃったけど、ここは素直に頷くべきなんだろうか?


「じゃ、質問変える。先生に抱かれるのは嫌じゃないんでしょ?」


う…と口ごもる。
分かりやすく情けない顔を三月さんに向けちゃったけど、否定はしなかった。
嘘でも嫌だとは言えない。

だって、抱かれた後あんなに穏やかな気持ちで眠れる人は初めてだった。
顔を赤らめながら「……うん」と正直に頷いた私に三月さんは涼しい顔して笑った。


「おめでとう。もうさ、自分の気持ちにちゃんと正直になりなよ。ていうよりもう認めたんだよね?」

「まぁ…、一応そうなります」

「……一応?」