☆お見舞いに来てください☆


というわけで、私はあの日再び先生を受け入れてしまった。彼と濃厚に触れ合ってしまったのだけど…


「へ〜、先生もなかなかやるね」

「さすがに無理。あんな風に優しくされて流されない方がおかしいもんっ」


私は自分の単純さに落ち込みを見せた。

また感情に流されてやっちゃった。
朝起きた時、自分の不甲斐なさに深いため息が出そうだったけれど、先生はそんな私をなかなかベッドから離してくれなかった。

とろけそうな表情で微笑まれ、素肌のまま抱き締めながら何度も"おはよう"のキスを繰り返された。


「このまま帰りたくないね」


なんて、甘えてきては私を腕の中に閉じ込める。


「なんならもう一泊しちゃう?」


そんなおっそろしいことを言われたけど、「今日は午後からお仕事ですよね?」と慌てふためきながら何とか彼を説得した。


「患者さんが待ってますよ」

「あー……」


言いながら首筋にキスをする先生にドキドキしっぱなしだったけれど、内心可愛いと思ってしまった。
彼は私を時々甘えん坊と言ったが、私からしたら彼もまた相当なものだ。
普段見る真面目で誠実な姿からは想像もできないほどゆるくて甘い。