☆お見舞いに来てください☆


「そんなこと言ってくれるの先生だけです」

「俺以外の男にそんなこと言われたら困るけどね」

「…ま、た……」


嬉しいのに素直になれない。
この上なく恥ずかしい。
先生は平気でそんなことを言ってのけ、私を真っ赤にさせるけど、彼は尚も凄いことを口走る。


「未来ちゃんの良さは俺だけが分かってればいいよ」

「……っ…!」

「俺の前だけにして?本当の未来ちゃんを見せるのは」


先生の手の平ごと頬に当てがわれ、息が止まりそうになった。
彼の情熱と強い思いを感じる。
まるで私の良いところも弱い部分も全部守ってあげる。
そう言われてるようで、真っ直ぐ見つめられると金縛りにあったように身動きができない。


「俺だけの未来ちゃんでいて?」


堕ちる時はあっという間だ。
全部持ってかれる。
先生しか見れなくなるのが怖い。そう思うのに、理性が崩れ落ちそうになる。


「もうさ、俺を好きになりなよ。そしたらもっと楽にさせてあげる。俺が自信をつけさせてあげるから。今よりもっと楽しいこと一緒に刻んでいこう」

「…せん、せ……」

「好きだよ」


最後は囁かれるようにして唇を塞がれた。
頬に触れていた手が後頭部に移動して少し強めに固定される。
その甘さにビリビリと痺れを味わった私はぎゅっとすがるよう目の前の肩を握る。