☆お見舞いに来てください☆


「あの……」

「開けてみて?」


先生に即されるままラッピングをほどき箱を開けるとキラリ、光るものにまたしても目を奪われる。


「先生、これ……」

「可愛いよね。未来ちゃんに似合うと思ったんだ」


そこにはオープンハートのピアスが入っていた。
中央にダイヤが一粒ついていて、女性らしくて可愛い雰囲気のピアス。
それを見た瞬間私の口からはうっとり、素直な感想が漏れた。


「わっ、可愛い……」

「でしょ。未来ちゃんなら絶対気に入ってくれると思ったんだ」


先生は得意気に笑ったけど、私は高揚したままピアスを見つめた。
顔が上げられず、高ぶる鼓動に胸まで熱くなってくるのが分かる。


「でも、どうして……」

「決まってるでしょ。好きな子の誕生日ぐらいちゃんとお祝いしたかったんだ。でも正確には明日だよね?ごめんね。明日は仕事でちゃんと祝ってあげれそうにないからさ。1日早いけどフライングで誕生日プレゼントです」


じわり、抑えようのない気持ちが込み上げてくる。
なんという演出だろう。
それと同時にきゅうっと胸が鷲掴みされる感覚がして言葉にならない。
まさか、ここまでしてくれるなんて思わなかった。

先生のサプライズに胸が痛み出す。