☆お見舞いに来てください☆


「わぁ、これどうしたんですか!?」

「ん、25才の記念すべくお祝いに愛を込めて、かな」


先生がキャラクターの後ろからひょっこり顔を出して驚くことを言った。
思わずえっ…、と言葉を無くしちゃったけど、そのぬいぐるみの大きさにも度肝を抜かれる。
だって大きい。
めちゃくちゃ大きい。私の身長の半分はあるビッグサイズなそれを見て圧倒される。


「……これを私に?」

「お誕生日おめでとう。未来ちゃん」


先生が目を細め優しく笑う。
少し子供っぽかったかな?なんて言いながら、そのキャラクターの手の上にはちょうど手の平サイズの白い箱が乗っている。


「どちらかというと、その箱がメインかな」

「え?」

「良かったら受け取ってくれる?」


そう言われ、恐る恐るそれを手に取った。
先生が後ろからぬいぐるみを然り気なく動かしている。
なんというか、可愛い演出だ。
だけどそれを持った瞬間緊張が高まった。
だってこの箱…

私でも知っているスタイリッシュなロゴに視線が止まる。有名ジュエリーのものだとすぐに分かった私はハッと顔を上げる。