案の定三月さんの口元がニヤリと上がる。
「ふふ、上手くいってるみたいで何より」
「ち、ちがうの!これはそのっ。……も、もう、そういう意地悪はズルいよ。感じ悪いもん」
「……そう?私は見たままを聞いただけだけどね?実際二人が仲良くしてるなら嬉しいし。今さらそんなにあわあわしなくてもいいんじゃない?」
「な、なるもん!」
話してて顔から火が出そうだった。
三月さんには何を言っても勝てそうにない。
そして全て見透かされている。
「もしかして三月さんも同じ場所にいたんじゃないの?」
「は?」
監視でもされてたんじゃないかと思うほど鋭い突っ込みだが、実際私は偉そうなことを言えない。
なぜなら三月さんの言うとおりだ。その日私は秀先生を受け入れてしまったから。再び体を重ね合わせてしまった私は三月さんの顔を見ることができなくなり、視線を反らす。
だってあんな…
3日前のことを思い出すと顔から火だなんて足りない。全身から噴火しそうな勢いだから。



