☆お見舞いに来てください☆


私は先週先生に誘われて夢の国に行ってきた。
以前約束した場所に。
それが3日前のことで、お土産も渡しつつ私は今椎名家でお茶を飲んでいる。


「楽しかった?」

「それが……ごく…」

「え?なに?聞こえなーい」


ごもごもと口ごもる私に三月さんの容赦ない突っ込みが。
これ、わざとやってるよね?
分かってて確信犯か!


「楽しかったです!すごく…」

「へ〜それはよかったね」


ほらまたしたり顔。
最近の三月さんは秀先生でアタフタする私を面白がってるのかもしれない。
やけになった私はつい、本音をポロリしちゃったけど、内心面白くない。


「それで?その旅行で何か進展とかあったんでじゃないの?」

「な、何で?」

「だってさっきから気付いてない?鎖骨の下の方に初々しいキスマーク付いてるけど?」

「えっ、うそ!」


ガバッと手で隠す。
思わずな反応しちゃったけどすぐにハッとする。
気まずい空気を感じたけどたぶん私だけ。
だってこれじゃ相手の思うつぼ。
まるで肯定しているようなものだ。