☆お見舞いに来てください☆


ーー約束の日曜日。この日は朝からカラッとした晴天だった。
じとっとした残暑も過ぎ、秋らしい爽やかな風が心地いいと感じる季節。

俺はアパートまで彼女を迎えに行くと、年上らしく彼女を気遣い助手席のドアを開けた。


「どうぞ」

「ありがとうございます」


今日の彼女は何て言うか、可愛かった。

白のシフォンスカートに上は白と黒のボーダのシャツ。その上からデニムジャケットを羽織り、いつもの彼女よりずっと女性らしく大人っぽい雰囲気だった。

背中までの長い髪の毛がハーフアップされており、バレッターで止められている。
むき出しになった耳にはグレー色のファーピアスがさりげなく揺れていた。


「未来ちゃんってさ、今いくつだっけ?」


基本女の子に年齢を聞くのはNGだが、彼女はまだ若い。許される範囲だろう。


「20歳になったところです」

「若いね〜。俺と11も違うんだ」


改めて聞くとショックは大きい。
そう言えばまだ大学生。
きっと彼女からしたら俺はお兄さんというよりおじさんの方が近いのかもしれない。