☆お見舞いに来てください☆


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彼女に初めて会ったのは5年前。

学生時代からの友人の彼女の友達という、ごくありふれたシチュエーションの中での出会いだった。

いつもどこか女性に対して淡白だった友人の陽生が珍しくのめり込んでる女がいる。それを聞いた俺はそれがどんな子なのが自然に興味が湧いた。

一度この目で見てみたいと。
野次馬感覚でそうお願いすると、彼女をこの目で見ることができたのは陽生達が付き合いを初めて1年ほど経った頃だった。

その時に一緒にいたのが未来ちゃん。

彼女は陽生の恋人(果歩ちゃん)の友達で、俺が陽生の家に遊びに行くとお決まりのように彼女も一緒にいた。

最初は挨拶程度の付き合い。
年も離れてることもあり、お互い当たり障りなく言葉をかわすような感じだった。

彼女の第一印象は物静かで大人しそう。

話し方もほんわかしていて果歩ちゃんとは正反対なタイプ。
そしてずいぶん若いなというのが正直な感想だった。