☆お見舞いに来てください☆


それはラインが届いた音色だった。
相手はもちろん…


「メールかな?」

「すみません。ちょっと」


体勢を変えると先生の手が離れていった。
それにホッと気を緩め、彼に背を向けると携帯のメッセージを既読する。

するとそこには予想通り三月さんからのメッセージが入っており、無意識に口が緩む。


「明日なら暇だよ。後藤の都合のいい時に来て」


それは彼女との約束だった。

実はさっき私から久々に会って話したいというお願いメールをしていたため、その返事がこれだった。
そして1週間ぶりに会える約束ができた私は嬉しさのあまりそれを素直に顔に出す。


「三月さんからです。明日久々に会えるので」

「そう。相変わらず仲がいいね君たち」


よっぽど嬉しそうな顔をしていたのか、先生は少し苦笑いを浮かべて私を観察する。


「その様子じゃ俺がしてることは全部筒抜けなんだろうなぁ。下手なことすると怒られそう」