☆お見舞いに来てください☆


「良かったら今月末あたりどうかな?」


これはお誘いということなんだろうか?

先生の様子を伺いつつ、目をぱちくりさせる。
そのチケットをよく見ればそれは私が大好きな場所。年に1度は行きたくなるあのテーマパークのものだった。


「未来ちゃんってさ、確かここ好きだったよね?」

「あ、はい」


覚えててくれたんだ。

確かに好き、というより大好きな場所だ。

まるで夢の国、お伽の国へと迷い込んだ世界。昼のパレード、夜のパレード。あの感動とドキドキは何回見ても飽きることはない。

そして何を隠そう、先生とも以前に行ったことがあるわけで。
そのときは三月さん椎名先生、愛心ちゃんも一緒だったのを思い出す。


「……二人で、ですか?」

「もちろん、一応デートのお誘いです」


そうだろうな。とは思ったけれど、実際それを口にされると恥ずかしい。

緊張が込み上げてくるのはきっと私の心臓がチキンなみに弱すぎるから。


「え、と…、先生が良ければぜひ」


それでも、素直にそう言えたのは三月さんや雅也、皆から背中を押してもらったから。

"なるようになってみる"

それが今の私の課題なわけで、自分の気持ちに正直になる。それが今の自分への挑戦だ。