これには驚いたけど、熱い瞳で真っ直ぐ見られたら嫌だなんて言えない。
そんな顔されたら…
拒否、なんてものは口にできなかった。
「分、かりまし…た。でも本当にいいんですか?」
「もちろん、むしろそうしてくれなきゃ困る」
ピシャリ言い切った先生に顔が熱くなる。
甘い表情に戻った先生がそんな私を見てくすりと笑う。
「未来ちゃんと一分一秒、可能な限り一緒にいたいんだ。……て言っても、普段あまり家にいないから矛盾してるかもしれないけど…」
「先生…」
「未来ちゃんが嫌じゃなかったら遠慮なくね。見ての通り部屋は余ってるし、むしろこのままずっと住んでくれても構わないからね」
「いや、それは……」
つまり…
永住ってことですか?
ますます顔を赤らめた私は彼から逃げるように視線を反らしたけど…、彼の視線は甘く私を捕らえたまま。
本当、遠慮ない。
ぐいぐいくるなぁ。
例え冗談だとしてもそれを消化するパワーは今の私にはなく、俯いたまま暫く先生の甘い眼差しから耐え抜くのがやっとだった。



