☆お見舞いに来てください☆


「帰りたいの?」


突然真顔になられると、ドキリと心臓が跳ねる。

なにかまずかった?

先生が首を傾けながら、無機質な声をかけてくるから悪いことをしてるわけでもないのに若干手の平にじわっと汗が。


「か、帰りたいと言うか、どうしたらいいのかなって……」


しどろもどろに答えると、すぐさま見事に却下された。
先生が箸を置いて私を見る。


「悪いけど、此処にいてくれないかな?どちらでもいいなら側にいて」


息を吐いた姿は嬉しそうにご飯を食べてたのが嘘のように、見るからに気落ちした雰囲気だ。


「ごめんけど、帰すつもりはないよ」

「え、…でも……」

「アパートのお金なら俺が立て替えておくよ。これは俺の我が儘みたいなもんだし、未来ちゃんは何も気にしなくていいから」


そんなこと言われても素直に頷けない。
だってそこまでさせちゃってもいいの?
負担にならないのだろうか?
そう思うのに、


「例え3ヶ月限定だけだったとしても側にいて?俺の手の届く場所にいてほしい」