☆お見舞いに来てください☆


私は瞬きもせず先生を見た。


「本当に相手のことが大事なら行動ももちろん、ちゃんと言葉にすること。
何のために君達は話せると思ってんの?ちゃんと立派な口があるんだから、大切なことならそれを活用しなきゃもったいないでしょ」


先生の言葉に強い衝撃を受けた。
優しい口調なのに力強い重さ。


"もったいない"

今までそんなこと考えたこともなかった。


「でも、もしそれで相手に鬱陶しいとか思われたりしたら……」

「それで駄目になる関係ならその恋はそれまでなんじゃない?早かれ遅かれすぐに終わるよ。
未来ちゃん、本当に相手のことを知りたいならちゃんと自分の気持ちを伝えなきゃ。まずはそこから。じゃなきゃ何も変われないよ」

「ーーー」


ぐさりと胸に突き刺さる。

先生が真っ直ぐ見つめてくるから目をそらせない。

………怖い。

一瞬そんな思いが過ったけど、


「せんせ……」

「だから俺は言うよ。もう遠慮はしない。悔いのないよう、好きな人にはちゃんと好きって伝えたいと思うから」