「だからなんで謝るのかな?」
「だって、先生に迷惑をかけたので」
「俺は迷惑だなんて少しも思ってないよ。前にも言ったよね?」
「…で、でも……」
「むしろ嬉しかった。未来ちゃんが俺に頼ってくれてすごく可愛いと思ったのに」
ストレートな言葉に動揺を隠しきれない。
先生の言葉はありがたいけど、今の私にはどう切り返していいのか混乱するほどの毒だ。
「どちらかと言うと未来ちゃんの態度に傷ついてるかもね。こんな風に避けられて、やり逃げ状態にされたらさすがの俺もショックだよ」
「……っ!」
それを聞いて私の方もガーンと、衝撃を受ける。
そんなつもりはなかったけど、結果的に私の行動は彼にとってそういう誤解を招いてしまったのだ。
「ご、ごめんなさい!そんなつもりはなかったんです。本当です。……けど、
で、できればなかったことに…。私もすごく酔ってたし、あれは一夜の過ちだと思って割りきってもらえれば…」
「無理だよ」
バサリ、断言するような言い方をされて、私はえっと、体を硬直させた。
それってもう、友達には戻れないってこと…?



