どうしよう。
どう反応したらいいか…
相変わらず顔を赤らめたまま、ビールを一旦テーブルに置く。
これは酔いなのか、はたまた秀先生が隣にいることによっての体の順応な反応なのか。
きっと今の私耳まで真っ赤だろうなぁ、と思うぐらい顔が熱い。
そんな私を先生はやっぱり静かに、考えの読めない表情で見つめてくる。
「ふっ、顔真っ赤だよ。けっこう飲んだの?」
あろうことか先生が手を伸ばし、茶目っ気な顔して私の頬に触れてくる。
確かに今日はいつもよりピッチは早いが、きっとそれだけじゃない。
手の平でそっと撫でられれば、思わずビクッと頭を後ろに引いてしまう。
「……す、少し」
「安心して、動けなくなったらまた俺が解放してあげるから」
「……えっ」
「俺がいる前だったら遠慮なく甘えてくれていいよ」
「ちょっ……」
秀先生の指先が後ろに逃げた私の頬に追いかけるようにして再び触れた。
驚きすぎて声が出せない私に、彼はいつになく大人の色っぽさで私に何かを訴えかけてくる。



