☆お見舞いに来てください☆


「うちの病院で学んでみる?」


そして、そう言ってくれたのは秀先生。

資格を取る上で彼に相談していたら、良かったらうちにおいでよと気前よく提案してくれた。

病院には助産師の仕事をしながら、ベビーマッサージの資格を持った人が沢山いる。

だからこそ勉強のしがいがあるよ。なんて言ってくれて、順調に資格を収得したのち、彼は宣言通り私を迎え入れてくれた。



「おはようございます。今日もよろしくお願いします」


いつものようにナースステーションに入り、看護婦さん達に挨拶をする。

だけど私は看護婦ではないし、正規の社員ではないから、ちゃんとしたカンファレンスには参加はしないけど、ベビーマッサージ担当主任の田中さんと今日の打ち合わせをする。

そして一通りのスケジュールを話しを終え、スタジオに向かう途中分娩室から出てくる秀先生と出会した。

その瞬間ドキリ、心臓が跳び跳ねる。

普段スタジオにいるせいか彼とはあまり顔を合わすことはないが、たまにこうしてバッタリ鉢合わせすることもある。


運が悪いことに今日はその日だったようで。

き、きまずい…

そう思っても出会ってしまったのはしょうがない。