☆お見舞いに来てください☆


それから30分ほどかけて全部食べあげた私は昨日からの出来事をポツリ、ポツリと話し出した。

すでに愛心ちゃんは綺麗に食べ終わり、おもちゃ部屋へと遊びに行ってしまっている。

そして一通りのことを全部話終えた私は、正面から突き刺さる怖いぐらいの沈黙に耐えきれず、思わず下に向いた。

彼女の表情は見なくても何となく分かってしまう。

だっていつもならすぐに返事を返してくれる三月さんが、ずっと黙りのままなんだもん。

その沈黙がやたら恐ろしく長く感じて、



「……ごめん、ちょっと整理させて」


ほらね。
やっぱり想像通りの反応だ。

チラッと彼女を見ればなんとも複雑そうに顔を歪め、指先でこめかみを押さえてる。

そりゃそうだ。

私だって呑み込めない。

だって私達は家族ぐるみの付き合いだ。

秀先生も含め、バーベキューや旅行、その他もろもろ。
この数年の間良き友達関係を築いてきた間柄だ。


そして私は項垂れつつ、昨日のことを改めて一から順に思い返していた。

最初は普通に飲みから始まった。

いつもの居酒屋で、いつものように私の恋愛相談にのってもらっていて。

恋人の浮気を目の当たりをしたショックから私はかなりの自暴自棄になっていた。

気付いたらいつも以上に飲みすぎていて。

店を出る頃には足元が定まらずフラフラの状態だった。