そして秀先生のことを思い出した瞬間う…と、再び得体のしれない罪悪感が込み上げてくる。
今朝、濃厚に抱きあった彼の顔、吐息が頭から離れてくれない。
「……大丈夫?今回はそんなにこっぴどく振られたの?」
いつのまにか顔を暗くしてたのかもしれない。
紅茶を手に持った三月さんが心配そうに聞いてくる。
「気付いてる?さっきからため息のオンパレードだけど」
なんて言われたらますます泣きそうになってくる。
何も知らない三月さん。
1年前から付き合っている彼氏のことは知っている。
けど、今日はそれだけじゃない。
その後のことがもっとも重要で。
何をどう説明したらいいか…
自分でも整理が出来ない中、とりあえず曖昧に返事をすると、目の前のパンケーキに意識を集中させ、それを食べることだけに専念した。



