「大丈夫だよ。みーちゃん可愛いいし、……あ、そうだ!同じクラスの大揮くん紹介してあげようか?」
「えっ」
「だってね、大揮くん優しいよ?足も速いし、それにね、ドッジボールも強いんだよ」
そんなことを言うもんだから驚いた。
「こら愛心、あんた何ませたこと言ってんの」
そこへすかさず三月さんの突っ込みが。
「大人に子供を紹介してどうするのよ。あんたに恋のキューピッドなんて20年早い」
「え〜〜…」
「たく、ちゃんと意味が分かってから物事を言いなさいよ」
三月さんが肩をすくめてテーブルの上にパンケーキを置いていく。
それを見た愛心ちゃんの態度が一変。今の会話なんてどうでもいいかのように目をキラキラと輝かせ、フォークをぎゅっと握りしめる。
「愛心の大好きなイチゴが乗ってる!」
それは可愛らしい笑顔。
無邪気な感動だ。



