☆お見舞いに来てください☆


………えっ?


頭上から響いた声にハッと動きを止めた。

それはまさしく聞いたことのある声で、

一瞬まさかと自分の耳を疑ったが、聞き覚えのあるルフネームに一か八か、恐る恐る顔を上げた璃子は「はっ?」と今日一番の驚きを見せた。



「み、水嶋さん!?」



ええっ!?

もしや亡霊でも見てるのだろうか?
さっきから水嶋のことばかり考えていたせいか、これは璃子の都合のいい残像なのか、それとも自分の目がおかしくなってしまったのか…、


「僕は本物ですよ仁科さん。まぁ、驚かれるのは無理もないと思いますが、でも今日は来てもらえて良かった。とても嬉しいです」

「!!?」


もはや言葉が出なかった。

周りの静かな空気も関わらず、ダンッとその場に勢いよく立ってしまった。

当然ながら、見開いた目を閉じることさえできやしない。

いったいこれは…