今日もボールを追いかける。




「いま、目開けただろ」


「うん!…あ、違う…!開けてないよ…!?」



加賀の顔がさっきより近づいて、鼻と鼻がくっつきそうだったんだもん…!


しかも、加賀の目ぱっちり開いてたから目合っちゃったよ…!



あー…あたしの心臓そろそろ壊れそう。


あと2つ3つ替えが欲しい…



「思いっきりうんって言ってるし」



ははっと笑った加賀に、顔がカーッと赤くなるのが分かった。


…恥ずかしすぎて穴があったら埋まりたい。



「ふはっ もういいよ。目開けて」


「ほんと…?」


「ホント」



加賀の言葉を信じて、そーっと、そーっと目を開けた。