「ママぁーパパぁー!ねぇ、やだよー。」


ずっと泣き叫ぶあたしを優しそうな、お兄さんが撫でてくれていた。


そのあと、念のためにとあたしも病院に運ばれた。


救急車の中でもお兄さんは、あたしのことを撫でてくれていた。