だめだめ


笹山くんと新しい思い出作るって決めたんだもん


「いつか…思い出にできるかな…引きずらずにできる日がくるのかな…」



1人で呟いた


笹山くん、知ってた?


あたしは一度も忘れたことなかったよ?


ずっとあなたのこと考えてたよ?


ずっと…あたしはあなたが好きでしたー




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「あ、あったあった♪」



放課後ー



体育祭が終わり打ち上げに向かってる途中、忘れ物をしたあたしは学校に一度戻ってきた



「早くみんなのところ戻らないと」



教室をでようとした

その時ー


「ほーのちゃん♫」



「⁉︎」



笹山くんが入り口に立ってた