………、どこが。





今の力は、すべてはあの人の”おかげ”と言える。

…この事を考えると、
あの時のことを思い出してしまう。








〝 ああああああああっっ!!!
私の…せいでっ!!
ご…めな…さい…っ!!! 〟







もうあんな想いはしたくなかった。

だから…、私は強くなるために必死だった。






その後、喧嘩を中学の時にふっかけられたのを理由に、よくここで喧嘩をしていた。


今のところ、一回も負けたことはない。







訂正する。
”あの人”以外に負けたことはない。



私はあの人のようになるまで満足するつもりはない。




もうこの手で誰も失いたくないから。