オオカミくんのトリコ

「おいおい、いくら身内でも一応お前教師だろ?生徒にそんな態度とっていいのかよ」




「しらないわよ!!ただのイトコでしょ!!」




そう。神崎君と安西先生はイトコなんだ。




「あのー、先生?時間ないので戻ってていいですか?」




私はノートを持って先生にそう言った。



「あ、稲葉ちゃんダメ!!それは全部こいつにやらせるから!!」



安西先生に肩をつかまれた。



「や、この量を一人ではさすがに無理なので!じゃ、持ってっちゃいますね」




私はクラス全員分のノートを抱えてその場を立ち去った。