「さっきのおねーちゃん!!」



突然浴衣を引っ張られて私は振り向く。



「秋くん!?」



私に声をかけたのは先ほど会った神崎君の弟の秋くん。




「羽衣ちゃん!?」




秋くんの後ろから神崎君と小さい女の子と男の子が走ってきた。





「神崎君」