5年後。
「奏。虹君。おめでとう。」
「舞美ー。ありがとう!」
結婚式です。無事に大学を卒業し、1年間の社長の経験を積み、現在に至ります。
その間に、舞美は雄飛君と結婚し、今年2歳の子供、結真君がいる。
挙式は終わり、披露宴になった。
「新郎新婦のご入場です!」
司会の人が言って、私達は入場する。
私は、紫のドレスを着る。
「綺麗!奏凄く綺麗!」
舞美が言っている。膝にのせている結真君もあうあう言っている。
「そんな事ないよ。」
「そんな事あるってー!」
そんなこんなで披露宴は新郎新婦の手紙の時間になった。
「父さん。母さん。俺は、今、会社を継げて嬉しく思います。ありがとう。」
お義父様は泣いていた。お義母様がそれをなだめてる感じ。
そして、私の番になった。