「瑠羅さん。なんとかカケマシタ。」

「お疲れ様です。では、ワンピースにしましょうか!隠しやすいんですよ!腰に。」

盗聴器の事だろうか。

「そうですね。黒いのありますか?」

「はい!胸元大きく開いてますけどいいですか?」

「大丈夫です。犯さないと約束しましたから。」

守るとは思わないけど。

「この部屋にも盗聴器仕掛けられてるかもなので、探しますね。行ってらっしゃい。」

ガチャンと扉を開け、応接間にきた。




「奏。遅かったね。着替えてたんだ。綺麗だよ。」

「ありがとう。行きましょう。」

私は、亜紀に腕を絡めた。

「亜紀。見惚れるわ。」

甘く、誘惑した。
早く、終わりたいけど。証拠を掴むには必要だから。