亜紀Side

『ザザッ、ザザザ瑠羅さん。ナントカカケマシタ。』

やっぱり盗聴してて正解。
盗聴器仕掛けてたんだ。それも無駄みたいだけど。

『盗聴器あるかもなので………』

このメイド。無駄に察しがいいな。
まさか、佐久間の所の奴か?そんなハズは。

まぁいい。既に僕の手の中に彼女はいるんだ。

「君も。このクスリの虜になるのか。」

崩れていく君がみたい。
壊れていく君もきっと綺麗だろう。

「さぁ。行こうか。」


今日から君は、僕のモノだ。


亜紀sideendを