闇の音には虹を。

お昼ご飯も食べ終えた頃。

ピンポンパンポーン

「理事長の野々さんだよ。皆。喧嘩祭り楽しみにしてるかな?今年も泉龍が勝つとでも思ってる?意外な人が勝つと思うからよろしくねー。生徒はモーそろそろ準備してねー。」

ん?これは、まさか。宣戦布告というやつですか←違う。

なら徹底的にやってあげようじゃない。

もーピアス着ける!

「ごめんね。私等もう行くわー。ありがとう!」

「また後で。楽しみにしてる。」

そして、いよいよ、喧嘩祭り!開催です!







「倒れたら負け!デスマッチ!!Lady?」

「はい!」

「Fight!」

ドン!

バキッ
ドカッ

私達は、二人で順調に。

チラッと横目で泉龍を見てみると、案の定狙われてた。何人もの人が群がってた。

「わー。泉龍大変ね。」

「私等。弱く見られてんの?全員弱い。」

あっという間に私等の周りは居なくなって、泉龍も遅れて全員倒したみたい。

私等は無傷。泉龍は総長以外2、3箇所傷を負っていた。

「お前ら。強かったのか。その服装で。よく出来たな。」

「どーも。では、最後。やりますか。華音!」

「うん。染音。」

スッ。
バキッ。

私は、真っ先に翼を狙った。
さっき見た時、1番防御が弱かった。
拳に力はあるみたいだけど行き当たりばったりみたいな感じ。

溝落ちに何回か入れたらノックアウト。
ごめんねー。

次に雄飛君。まぁ、ステータスは悪くないけど、情報収集だからね。うん。あまり喧嘩はやらないみたい。

そして、舞美も翔と冬斗を倒したみたい。

「なっ。お前ら。そのピアス。まさか。」

「まぁ。そのまさかかな。」

「そうか。なら本気で、」

「「行かせてもらうよ!」」

いつの間にか大体の人は復活して、傍観者となっている。
そんな事お構いなしに殴り合った。
さすが総長。だけどね。
薄い防御がアダとなったね。

ゴスっ。

「かっ!」

ドサッ。

「きっ、決まったー!優勝は一昨日転入してきた謎の転校生!藍田奏!そして、うちの学校のマドンナ!華本舞美だーーー!」

わぁぁぁぁあ!

「舞美。行こう。」

「うん。奏。ピアス外しなよ。」

「面倒くさい。」

「でしょうね。」

私達は、歓声を後に、服を脱ぎに行った。