闇の音には虹を。

お昼の場所は屋上にした。
だって人が少ないから。

「んー!屋上気持ちいね!」

「あーうん。舞美。あれ見てみ。」

私が指したのは屋上の上のところ。

「あっ。」

そこには泉龍にいた。

「おっ。奏さんと舞美さんじゃないっすかー。お昼?一緒に食べない?いいだろ?皆!」

「うん。いいよ。」

「別に。」

「いいよー。」

あの。勝手に話を、

「奏。せっかくだし行こっ!ご一緒させていただきまーす!」

「えっ?ちょっ、まだ!」

「いいよね?(黒笑」

「ハイヨロコンデ。」

こうなると舞美は抑えられない。

「よろしくね。泉龍の皆さん。」

「よろしくしません。」

「よろしくしよーよ。ねっ、虹。」

「女は好きじゃない。」

「もー。いっつもそうなんだもん!だからまだDTなんだよ。」

「なっ。余計なお世話だ。」

もやっ。

ん?なんだろう。こうやって皆と楽しそうにしてる総長さん。カッコイイ?いやいや!違うわー。

「改めて自己紹介!パンパカパーン!」

「はいはーい!まず僕ね。僕は菅原冬斗。潜入要員だよ。趣味は女装。特技も女装。よろしくね。」

女装癖。

「俺は、翼だ!基本こんなテンションでやってるぜ!で、寝てる奴は翔。俺の双子の弟だ!人間観察とか心理分析とかが得意。よろしくな!」

馬鹿とエスパーの双子か。

「俺は、浜崎雄飛です。副総長やってます。基本情報収集やってます。まぁ、最高で国家機密辺りを探る事が出来ます。」

パソコン君。

「佐久間虹。総長。女は嫌いだが、お前らなら話せる。憧れは音神。昔。助けられた。蒼いピアス。関係無いよな。それだけ。」

ゲッ。これは、着けれない。喧嘩祭りで着けようと思ったのに。てか何で!?私何かしましたっけ?んー?染音の活動………あっ。あれか。うん。

「はい!私は、華本舞美。華本財閥次期社長。んー?取り柄はそれぐらいかな。後は、奏の大親友だよ!よろしくね。」

可愛いなぁ。

「藍田奏。知っての通り、偽名。私は、間部グループ次期社長。ただのブス。短所の塊。以上。」

我ながらいい所ないなぁ。うん。悲しいな。

「それじゃあ!喧嘩祭りの健闘を祈って!カンパーイ!」

何故翼君が仕切る。

「カンパーイ。」

他の皆も嫌々合わせてるな。
まぁ良いや。
シェフさん。今日もお弁当ありがとう。
いただきます。