はい。やって来ました。放課後。

早めに屋上に来て待っています。
勿論、変装を解いて。

「なんかドキドキするね。」

「そう?私は、別に。興味ないし。」

「もー。また言って。緊張丸わかりだよ。」

「そう。あっ、今日、7時。十字路。アレで。」

「オッケ。アレね。久々じゃない。」

「あっ、音がする。」

カツン。カツン。カツン。

ガチャ。

「おっいるじゃん!」

「やっぱりそうだったのか。藍田奏。いや、間部奏。」

「華本舞美さんも来てるじゃん。」

「気になったからね。泉龍の皆さん。華本舞美です。以後お見知りおきをっ!」

ドコっ!

「かっ、はっ。」

「雄飛!?お前。」

「同じ情報担当としてはさ、自分のセキュリティソフトいじられんの嫌じゃん。それを、返したまでよ。」

「じゃあお前が、№1。」

「そっ。そして、、、」

「私は、間部奏。よろしく。後、興味無いから泉龍の姫にはならない。」

ふっ。バキッドコッバキッ。

「口程にもない。それでも国内1位?総長さん。」

「なぁ。お前。間部グループの次期社長だよな。」

「えぇ。」

「それじゃ、音牙の元総長の娘か。」

「えぇ。」

音牙の元総長=パパ

「じゃあ、丁度いい。俺は、お前を必ず姫にする。」

「殺れるもんなら殺って。」

この時から、何かが動いた。