闇の音には虹を。

「1つ目。ハードル5本。2つめ、走り高跳び4メートル。3つめ、パン早食い。4つめ、コスプレ。最後、コスプレ来たままで、ダンスと歌のアイドル系やって、50メートルダッシュ。この二人は出来るはずだからね。」

「はぁぁぁぁぁあ!もう意味わかんない。」

「まぁまぁ。舞美ちゃんも良いって言ってくれたし、奏もやったらどうだ?」

「舞美がやるんなら。私もやる。」

「もぉー!奏可愛いなぁ。」
ギュッ。

「舞美。ちょっ、苦しいよ。」

周(藍田奏って何者!?)

「ねーねー。50メートル測らないの?先生。」

「そーだなー。測るか。グランド集合なー。泉龍の奴ら誰か読んでこいよ。」

適当だなおい。

「ねぇ。泉龍どうする?舞美。」

「んー?呼びに行こ!」

えっ?

「ちょっ、待っ!」

一度決めると舞美。全然引かないからなー。
しょうが無いな。

「今日だけだから。」

「うん。屋上だー!」

舞美に手を引かれて、屋上の前まで来た。