闇の音には虹を。

ガラガラ。

「おっ、おはよー。」

…………やらかした。

「おー藍田。チャイム1分前だ。転校2日目からやらかす所だったなー。」

周(笑ってる。あれだけ無表情だったのに)


「はぁい。ごめんねー。」

周(藍田も藍田。タメ語!?)

キーンコーンカーンコーン

「よーし。今日は、明日体育祭やるぞー。」

はぁ?

「朝から夕方まで。まぁなんと言っても商品だろ。今年は、、、放送で理事長が言ってくれる。」

ザザ。ピンポンパ

「GoodMorning!生徒達。理事長の野々櫂だよー。今年の体育祭の商品は、旅行!それも皆が行きたい所!一人ひとり行き先を選べまーす。学校来たい人は行かなくてもいいしー。まぁとにかく頑張ってねー。」

はっ?旅行?

むっちゃ行きたい!

「ねぇ舞美。一緒に行こう。」

「いいね。勿論、それ解いてでしょ。」

「もち。約束だよ。」

「おけ。」

んー?どんな種目だろうか。

「あー。種目はリレー。障害物。喧嘩。以上。なので。やる人決めるー。喧嘩。全員参加なー。お嬢様。おぼっちゃまもでろよ。」

「やる人はー?障害物とかリレーとか。」

「あー。障害物は決まってる。華本と、藍田。以上。」

「はぁぁぁぁぁあ!なんで私がやんなきゃいけないの?」

「藍田。これは理事長の意見だ。」

「いーやーだ。私、理事長に言ってくる!」

「おい!藍田!」

ガラガラ。

「ハァーイ。皆。障害物の種類。聞いたか?」

そういえば。

「聞いてない。」

「じゃあ言っちゃおうかな。それはね。」