愛し、愛されたのは優しい死神でした。


二人の無言と自分に向いてる視線に気付き何となく気まずくなる…。でも嫌な視線じゃなくて柔らかい優しい眼差しだった。

『……っ…』

自分でも驚いた。…久しぶりに笑ったから。
笑うって結構顔の筋肉使うんだ…。気持ちも少しすっきりするんだな…。

「ところで,お味はいかがですか?ルナさん?」

『…美味しいです♪とっても…☆』

「それは良かった♪スープのお代わりもありますから沢山食べて下さいね♪」

『ありがとうございます…』