でも…こうなったのは俺の責任だし…ほんのちょっとルナの事が気になるし…

―……っていうのは!!
なんであんなに消えたがってるのかって意味でね!!

「くれぐれも…切り離さないようにな?」

ルナの髪を撫でる手付きは優しいのに、俺の目を見る目は鋭くて……怖い(笑)
眼鏡かけてても眼力強いから恐ろしいよ…この方は…!!

「そんなのしないよ‼ちゃんと守るし…」

「頼むぞ」

「ん。…てか兄貴はこれから上司の所に行くんでしょ?早く行きなよ。ルナの事はちゃんと見てるから」