愛し、愛されたのは優しい死神でした。


「ヤキモチは、わざわざコチラから仕掛けなくても日常で自然と妬かせるでしょう。ご心配なく。貴女は魅力的ですよ?」

『…凪君…玲様…。』

白虎様は私の手を放すと腕組みをして見下ろした。

「玲や凪の言う通りだ。…お前はもっと、部屋から出るべきだぞ?」

『…っ…はい…』

「ここは下界の様な穢れは無い。お前に悪態つく奴も居ない。だから怖がらなくて良い。」