愛し、愛されたのは優しい死神でした。


「それは俺じゃなく彼女に言え!てかさっきから悪かったしか言わねーじゃねーか!!真面目に反省してんのかよ、お前は!!」

―怒りの感情が上回って俺が滅されそうだから怖いよぉぉ~…!!

「こ…怖いよぉ~~!!」

「何か言ったか?!誰のせいでっ…!!」

―まずいっ…これはまずい展開だっ!!眼鏡の奥の瞳が段々血走ってきてる…!眉間のシワもマックスに堀深くなってるし!!