愛し、愛されたのは優しい死神でした。


再び現れた凪君は…絶対に不意打ちを狙った意地悪な…何とも言えない笑顔で顔を覗き込んでる―

完全に油断してた…。まさかまた扉が開くなんて思わないもん…!!

『な、ぎ君?!…どうしたのっ?…何か、忘れた…?』

顔の筋肉に力を入れて無理矢理に笑顔を作ると、とぼけたフリをして凪君に向き合った。

「ううん?ルナちゃん泣き止んだかな~?…って思って♪」

『だから泣いてないってば!!大丈夫っ!』

私なりに強気になって、凪君に必死に反論しても、まるで気にもしてないみたいで。