愛し、愛されたのは優しい死神でした。


私達が暮らすようにと用意された建物は、どこかの異国に建っている神殿の様な白亜の建物。

全体的に白を基調にしていて大理石の素材で出来たぴっかぴかの壁や床。

天井を見上げれば息を飲む程に美しく煌めく高級そうなシャンデリア。

足を進めて行くうちにガラス張りになった廊下に差し掛かった。
それを抜けると、おしゃれな中庭が見えてくる。

―まさに王宮という住み心地といった風貌。