愛し、愛されたのは優しい死神でした。


そして私はぎこちなくも彼の背中に腕を回した。

「………っ」

『……律さん♪』

「ん??…珍しいな、今日は素直に甘えてきて…」

優しい口調、声、彼の温もりを体全体で感じているのが嬉しくて、目を閉じて今の私の幸せを噛み締める。

―そして、私の口は自然と律さんに改めて想いを告げていた。

『…好き…です。』

「??」