愛し、愛されたのは優しい死神でした。


「…あ~…すみません。大変申し訳ないのですが、どうやら手違いで手配が一日ズレてまして…一日だけ別館の棟で過ごして頂きたいのですが…」

『じゃあ…こことはまた別の?でもどうして…』

「…本日転生予定だった者が一日期間を延ばしたみたいでして…」

そうなんだ。それなら仕方ないよね。
しばし考えていると、口を開いたのは律さんが先だった。

「―よし。じゃ今日は俺と一緒に過ごすのが最善の策じゃないか?」