愛し、愛されたのは優しい死神でした。


すると案内係の人も顔を赤らめて気まずい空気を出している。
…でもそれは、私のせいだったみたいで…

「ルナがそんな大声で言わなければ知られる事は無かったのにな♪」

『っ!!…あっ…』

自分で言っておいて顔から湯気が出る心境だった。
気付いた頃には苦笑いを浮かべる係の人の呆れた視線が私に突き刺さっていて……