どうしたら良いのかな…?! このままでは岳の身が危険と判断した私は、彼を止めようと小さく息を吸って岳を見据えた。 だけど…時すでに遅しで、お姉様の強めの目力が岳をロックオンしている。 ダメ…これ以上刺激したらお姉様が暴れまくる気がする。 そう思った私は自分が食べようとしていた目の前のクレープに手を伸ばし即座に切り取ると、岳の口に押し込んだ。 『岳っ!あっ、このオレンジソース煮込みのクレープ美味しいよっ!はいっ!!あーん!!』 「むごっ…!!……ん…うんっ!旨い!!」