……でも確かに、律さんが言う通り、科学実験気味になるのは申し訳ないけど否定は出来ない…。 だって幼い頃、一緒にサンドイッチを作った思い出があるけど、きゅうりやトマトやレタスを大量の油で炒めて食パンに挟んでいたから……。 とても美味しいとは思えなかったのを覚えている。 「『…………』」 私と律さんは黙り。…岳は目を輝かせてお姉様の返答を待っている。 「ねぇねぇ、ルキ姉も料理出来ないの?下手なの?不味いの?」 「………………。」