愛し、愛されたのは優しい死神でした。


☆ルナside☆

意識を失った後の私は不思議な空間に居た―。

ここ、どこだろう―?
目を開けると、今まで見た事も無いくすみの無い青空が広がってて…私は軟らかな芝生に寝転んでいた。

心臓が痛くて、苦しくなって…律さんの悲しく歪む顔が私を見下ろしてて―。
それからの記憶が無い。

見渡す限り、辺り一面鮮やかな緑色の芝生がどこまでも広がっている。
遠くの方には湖らしき物があったり果物を実らせている木々や色々な花が咲いていたりと初めて見る絶景だ。